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  補聴器NPシリーズ 3大効果
■音響処理回路「ニートプロセッサ」(Neat Processor:賢い回路)
*言葉を明瞭にする「ニートプロセッサ」(Neat Processor)
今までの補聴器は、単に音を大きくするものでしたが、NPシリーズに搭載されたニートプロセッサ回路は音を大きくせずに明瞭にして、難聴の方に自然な音を聞いていただくものです。音が聞こえる仕組みは難しく、まだまだ良くわからない部分もありますが、はっきりといえることは、音は耳で聞くのではなく、脳細胞が受けた刺激を理解するということです。つまり、難聴とは耳に入った音の一部が欠けてしまい、脳細胞まで伝達されなくなることなのです。その欠けた部分を補うという考え方が「ニートプロセッサ」です。人の声は"いくつかの音"が混じって声となり、その声が変わりながら連続して言葉が生まれます。その"いくつかの音"の中で弱くて聞こえない音の成分があると、声がぼやけてしまいます。難聴の方は音が小さくて聞こえないのではなく、「(音の情報が欠けているため)何を言っているのかが分からない」のです。「ニートプロセッサ」は弱くて聞こえない音の成分だけを追いかけて増幅する"賢い増幅器"なのです。
*「あなたにやさしく変わり続ける補聴器」
「音が聞こえなければ音量を大きくすればよい」この考えは基本的に当たっていますが、それだけでは不十分です。従来の補聴器では使う人に合わせて調節を行っていましたが、話す相手がかわってしまうと聞きやすさもかわってしまっていました。これは音が低音から高音まで変化するのに対して、補聴器が対応できないためにおこる現象です。「ニートプロセッサ回路」は、聞こえてくる音に対して、その音が聞き取りやすくなるように特性が変化するのが特徴なのです。このおかげで、従来の補聴器でうるさく感じる原因のひとつであった「調節された特性から外れた音ではうるさくなる(聞き取り難くなる)現象」もなく、高音から低音まで聞き取りやすい音を提供します。
*会話だけでなく、より自然な音を
従来の補聴器は会話を聞き取ることだけが目的だったために、人間の声以外の音を雑音と考えてカットしようとしています。しかし、その領域にもまた、環境音などの「人間が普段の生活をする上で状況を判断する音」が含まれています。自分が公園にいるとか、体育館・または狭い部屋にいるとか、車が近づいてくる等の自分の周りを取り囲む情景を、聴覚を通して認識しているのです。ニートプロセッサ回路は、音がもともと持っている情報をカットせずに、必要な部分のみ補正を行うために、音の方向性や雰囲気の察知にすぐれています。
【従来の補聴器とNPシリーズとの違い】
<従来の補聴器>
どこで何が起きたか
分からずパニック
 
 
突然の大きな音と声!
<NPシリーズ>
正しい情報で的確な
行動を取れます。
 

会話をしている相手が男性の声でも女性の声でも、子供の声でも自動対応し、聞き取り易くなるように特性が変化し続けます
テレビ・ラジオ・電話などで伝送する言葉の明瞭度を改善します
(特に老人性難聴者には音量を大きくせずに聞き取りやすさが改善されます。)
健聴者にも違和感のない音質です。
(難聴者も健聴者がうるさく感じない音量で音楽を聞いたり、テレビを楽しんだりすることができます。)
日本語だけでなく英語などの発音も明瞭になります。
うるさく感じない音声エネルギー分布の変換
やっと聞こえる音が0ホン、大きすぎて苦痛に感じるレベルが130ホン以上です。老人性難聴の一般的な傾向として、聴覚の感度が下がってしまうことがあげられます。(例えば、0〜40ホンの音が聞こえなくなります。)この対策としては0ホンの音のレベルを40ホンに増強すれば聞こえるレベルになりますが、もともと90ホンだった音も40ホン増強してしまうので、結果として130ホンとなってしまい、苦痛に感じます。これが従来の補聴器を「うるさい」「がんがんする」と感じる原因なのです。
下の点線「------」は一般健聴者の最少可聴範囲ですが、これが老人性難聴者になると、最少可聴範囲は「オレンジ色の線」のように変化します。一般的会話の音声エネルギー分布が「緑の範囲」です。これを、従来の補聴器では「紫の範囲」のように変換していましたが、ニートプロセッサでは「青縞の範囲」のように変換するので、うるさくなりません。
 
■情景分析効果
呼ばれた方向が分からない」
従来の補聴器はAGC(自動音量調節)を使っていることが多く、左右バラバラにAGCが働くと、方向感が狂ってしまいました。また、デジタル補聴器は、処理時間だけ音が遅れるため方向感が失われてしまいます。NPシリーズでは誰がどの方向から呼んでいるかが見なくても正確に判断することができます。
「大勢で話しているとき、誰に話しかけられたかが分からない」
更に、従来の補聴器では会話に必要と言われている最低限の周波数(300〜3000Hz)しか増幅しなかったたので、個人の声の特徴や、その他の情景分析に必要な音の成分が消えていました。NPシリーズは、100〜10000Hzの広い周波数帯域の音が聞こえるので、誰が話をしているのか声だけで判断することができます。
*的確な状況判断を助けます
NPシリーズは、100〜1000Hzの広い帯域に対して音を忠実に再現するように作りこんだおかげで、音の方向性・個人の声の特徴はもちろんのこと、その他にもさまざまな良い効果を獲得しました。難聴のスキーヤーの方に使っていただいたところ、「スキー場で後ろから滑ってくる距離が分かる」という興味深い感想もいただきました。

 
誰にどちらから呼ば
れたかが分からない
音の方向と声の
特徴を確認できる
 
■カクテルパーティ効果
カクテルパーティ効果とは
「カクテルパーティ効果」とは、医学会や音響学会で使用される言葉で、カクテルパーティの騒音の中であっても、会話している相手の声だけをはっきりと浮き出して聞き取れる効果のことです。本来耳は、大勢の中でも「相手の声だけに焦点を合わせて会話できる能力」を持っています。しかし、従来の補聴器ではその"能力"を失ってしまいます。NPシリーズは「カクテルパーティ効果」に必要なすべての信号を伝えるので、大勢の集まるパーティの中でも会話できる能力を持っています。
雑音は消せるのですか?人ごみで相手の声が聞き分けられません。」
従来の補聴器では話し相手の声と他の音(雑音)とを分離して聞くことが出来なかったために、他の音が雑音になってしまったり、人ごみの中で声を聞き分けることが出来なかったのです。NPシリーズでは音を聞き分けることが出来るため、結果的に雑音になりません。また、人ごみでも相手の声を聞き分けられ、会話を楽しむことが出来ます。

人ごみの中で相手の声を聞き分けられます
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